先月、キオクシアとフジクラについて「話題だけど、自分はまだ手を出してない。様子見です」という記事を書きました。フジクラの高値づかみが怖いとか、えらそうに。
その舌の根も乾かぬうちに、私はキオクシアに手を出して、約120万円を溶かしました。
「飛びつかない」と言っておいて、これです。情けないですが、良いことも悪いことも正直に書くと決めているので、隠さず記録しておきます。今回ばかりは、かなりの大やけどです。
発端は7/10、小さな勝ちだった
最初にキオクシアを触ったのは、7/10でした。この日は短期で入って、小さく勝ちました。数万円ですが、プラスはプラス。
……今思えば、これがいけなかった。「お、いけるじゃん」と、変な自信がついてしまったんです。この小さな成功体験が、次の大失敗への入り口でした。
そして7/14、一日で約120万を溶かす
問題は、その数日後の7/14です。この日一日で、私はキオクシアの売買を何度も繰り返して、約120万円を失いました。日をまたいで塩漬けにしたのではなく、その日のうちに、入っては損切り、また入っては損切り、を繰り返して傷を広げた、という最悪のパターンです。
何をやらかしたのか、順を追って並べます。反省を込めて。
① ぼんやり入ってしまった
いちばんの問題がこれです。明確な根拠があって入ったわけではなく、なんとなく、ぼんやりとエントリーしてしまいました。「話題だし」「動いてるし」「7/10は勝てたし」くらいの、ふわっとした理由です。自分でルールを決めているはずなのに、それを通さずに手が動いてしまった。入り口からして、もうダメでした。
② 根拠のないショートで入った
しかも今回、ショート(空売り)で入っています。これも、明確な根拠があったわけではありません。なんとなく「下がりそう」で売りから入る。方向を当てにいくギャンブルみたいなもので、これがまず良くなかった。
③ 取り返そうとして、やめられなかった
そして最悪だったのが、ここです。逆に動いて損が出ると、「取り返したい」という気持ちが出て、また入り直す。それでまたやられて、また取り返そうとする。損切りして終わりにすればよかったのに、その日のうちにズルズルと売買を繰り返してしまいました。
取り返そうとする気持ちが、いちばん自分をダメにする。頭では分かっていたのに、いざその場になると、止められませんでした。気づけば、傷は約120万円まで広がっていました。
④ ロットが大きすぎた
今回は300株でのやりとりでした。でも、自分の今の実力とメンタルからすると、100株くらいに下げてやるべきだった。ロットが大きいと、動く金額も大きくなって、冷静な判断ができなくなる。身の丈に合わない枚数を持ったことも、傷を深くした一因です。
それでも、退場はしなかった
これだけ書くと目も当てられませんが、ひとつだけ、不幸中の幸いがあります。
相場から退場するほどの致命傷にはならなかった、ということです。約120万は痛い。めちゃくちゃ痛い。でも、これで市場から去らなければいけないほどではなかった。生活が壊れたわけでもない。まだ、続けられます。
「大きな損失を一発で出さない」「退場しないことを最優先する」と、最初にルールとして書きました。今回それを大きく破ってしまったわけですが、それでも完全にゲームオーバーにならなかったのは、せめてもの救いです。
この負けから、何を持ち帰るか
高い、高すぎる授業料でしたが、勉強代だと思うことにします。そう思わないと、やっていられないというのもありますが。
持ち帰る教訓は、はっきりしています。
- ぼんやり入らない。根拠を一文で言えないなら、入らない
- 取り返そうとしない。損切りしたら、その日はもう同じ銘柄に入り直さない
- ロットを身の丈に合わせる。実力が伴わないうちは、枚数を落とす(今回なら100株で十分だった)
- 小さな勝ちのあとこそ警戒する。7/10の勝ちが、7/14の慢心につながった
それと、もうひとつ。今回みたいな短期の勝負(デイトレ的なこと)をやるなら、ちゃんと事前準備が必要だと痛感しました。ぼんやり場中の値動きに飛びつくのではなく、あらかじめデイトレ用の候補銘柄をいくつかピックアップして、事前にシナリオを検討したうえで臨む。準備なしの場当たりで勝てるほど、相場は甘くなかったです。
というわけで
「様子見です」と書いた人間が、1ヶ月後にこの体たらく。かっこ悪いことこの上ないですが、これが等身大の自分です。
正直、しばらくは凹みます。でも、退場せずに済んだので、また立て直します。この120万を無駄にしないためにも、同じ失敗だけは繰り返さないように、ここに刻んでおきます。
……次こそ、ぼんやり入りません。ほんとに。

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