良い銘柄を選びさえすれば勝てるかなと思ってたけど甘かったです。今回は、業績とかチャートも良さそうだったのに負けたトレードを振り返って、何が悪かったのか、そして同じ失敗を防ぐためにどうすればよかったのか、的なことを考えて整理します。
トレード記録
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 銘柄 | ナカニシ(7716) |
| エントリー | 5/29(木) |
| 損切り | 6/2(月) 逆指値に自動でタッチ |
| 確定損失 | 約 ▲15万円 |
エントリー時点の状態は悪くないとおもいました。業績は決算も大幅な増益で、悪そうなところなかった。。。チャートも移動平均線を見る限り上昇トレンドに乗ってると思いましたし、出来高もありました。実際、損切り後に株価は3,050円付近まで戻しています。地力のある銘柄だった証拠です。
問題は銘柄ではなく、いつ・どこで買ったか、にありました。
負け筋は3つ重なっていた
①勢いが鈍り始めた直後に買っていた
買う前日の時点で、指標はすでに下を向きかけていたのに、注意をはらってませんでした。ちゃんと確認せずにエントリーしてしまった。。これが最初の盲点でした。
②押し目を待てず、戻り高値を掴んだ
当初は、もう少し安いところまで下がるのを待って買う、という押し目狙いでした。なのに実際には、値を戻したあとを追いかける形で約定してしまいました。計画していたゾーンより数%高いところ、つまり戻り高値を掴む形です。待てませんでした。。。
③半導体一強の地合いで内需株を買った
6月前半は半導体だけが買われ、それ以外は軒並み下げる相場でした。値がさの半導体(たぶんキオクシアとか?)が指数を押し上げる一方で、内需のほうには資金が回ってこない、そんな感じでした。
ナカニシは半導体の主役ではありません。個別の業績やチャートがどれだけ良くても、セクター全体の資金の流れが向かい風でした。エントリーのタイミングには、勢いの鈍化だけでなく、この地合いの逆風も乗っていたわけです。
損切り自体は正解だった
切り方(出口)は問題ありませんでした。損切りした日には、完全に移動平均線が下向きに転換し、出来高を伴った大きな陰線が出ていました。完全なトレンド崩壊のサインだと思います。
そして実際に売ったのは、自分で判断して手動で、じゃなくて、エントリー直後に入れておいた逆指値が機械的に発動したものでした。結果的に損切できたのは、逆指値いれてたから。入れていなければもう少し待てば戻るかもと粘って、もっと下で投げていた可能性すらありました。
もっと損切り幅を広く取っていれば助かったという見方もできましたが、それは後付けの結果論かなと。幅を広げれば1回あたりの損失は増えるし、含み損を抱える時間も延びる。大きな損失を一発出さないことを最優先する、という方針なので、損切り幅を守るのが正しいと考えてます。
内需と外需 ― なぜ地合いで明暗が分かれるか
今回いちばん勉強になったのが、地合いのことです。
- 内需系:主に国内で稼ぐ。為替や世界景気の影響を受けにくい。食品・小売・地銀・建設など。
- 外需系:海外で稼ぐ。円安が追い風になりやすく、世界景気の影響を受けやすい。自動車・半導体・機械・精密など。
ここがポイントで、日経平均は値がさの外需株(半導体とか)の影響を強く受けます。だから、日経だけ上がって、TOPIXは下がるようなときは、外需の一部だけにお金が集まって、内需は置いてけぼりになる、そういうことなんだろうと思います。
逆に、日経もTOPIXも両方プラスのときは、外需も内需も満遍なく資金が回っている本物の好地合いだと思います。私のように内需寄りの銘柄を持つことが多い人間にとっては、この違いは大きいな、と痛感しました。
日経が下がるときのパターン
もうひとつ学んだのが、日経が下がったということが、逆風とは限らない、ということです。日経の下げには、なんとなくですが、こういうパターンがあるのかなと思ってます。
パターンA:全面安 外需も内需も一緒に売られる状態。何かショックがあって下落しているとき。これは例えば内需中心で株を買っていても道連れになっちゃうので、最悪です。
パターンB:資金の移動(ローテーション) 半導体やら外需から抜けたお金が、内需やディフェンシブ株に移っていく状態。指数(外需主導)は下がるのに、内需株はむしろ持ちこたえたり上がったりする。
同じ日経が下がるでも、AとBでは全く違います。だから下げを一律に怖がるんじゃなくて、お金が消えた(A)なのか、別の場所に移った(B)なのかを見極めるのが大事だと分かりました。難しいけど。
結論 ― 負けの要因は、エントリーの失敗
ナカニシの負け理由は、以下3つぐらいあるかなと思います。
- 勢いが鈍り始めた直後に入った
- 押し目を待てず、戻り高値を掴んだ
- 半導体一強の地合いで、内需株を買った
そして今は、この3つすべてに、自分なりの対策を入れてあります(具体的な基準は内緒です)。ざっくり言えば、「指標はちゃんと確認する」「上がりすぎは追わない」「相場全体の資金の流れを確認してから買う」。この3つです。
▲15万円はマジで痛いです。。でもこの負けで、ちゃんと指標を確認したほうがいいことと、セクターごとの資金の流れを読むっていう視点が身につきました。勉強になったと、そう前向きに考えることにしてます泣
良い銘柄=今買う銘柄、ではありません。銘柄自体は間違ってなかったかなと思います。直すべきだったのは、入るタイミングと、地合いの読みだったかな、と反省してます。

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